厚労省 救急救命士の気道内チューブ使用で通知
公開日時 2004/03/23 23:00
救急救命士法施行規則改正に伴い、7月1日から救急救命士による「気管内チ
ューブ」による気道確保が可能になるのを前に厚生労働省は3月23日、消防当
局への周知徹底や、必要な実習に関する病院への協力要請を通知した。改正施
行規則では、必要な講習・実習を修了するなどの諸条件を満たした救急救命士
に限定し、従来の「食道閉鎖式エアウエイ」「ラリンゲアルマスク」に加え、
気管内チューブによる気道確保が可能になる。
同施行規則改正ではこれまでに、03年4月に医師の指示なしの除細動実施が可
能となった。06年4月をめどに、薬剤投与について使用認可について見直しが
行われる予定。