健保連 組合数が大幅減、財政は改善傾向
公開日時 2004/04/08 23:00
健康保険組合連合会は4月8日の定例記者会見で、組合数や財政動向について
発表した。03年度末の組合数は、02年度末比52減(解散組合数36)の1622組合
となり、98年度から続いている大幅な減少傾向に歯止めがかからなかった。04
年4月1日現在の組合数は1599。04年度(予算)の赤字組合の割合は、報告が
あった1339組合の53%と改善傾向を示した。
下村健副会長は「黒字組合の割合が増加する一方、赤字組合の割合は減少し、
半々くらいになった。収支の状況は良くなっているが、まだ組合数、加入者数
は減少するなど、小康状態という評価しかできないのではないか」とコメント
した。