ロシュ 中外1―3月期医療用医薬品は12%増収
公開日時 2004/04/22 23:00
スイスのロシュが4月21日発表した04年1―3月期決算によると、売上高は前
年同期比14%増の75億5400万スイスフラン、うち医療用医薬品の売上高は16%
増の52億1700万スイスフラン。
がん領域のマブセラ/リツキサン、ハーセプチン、カイトリルなどが好調で、
米国ではアバスチンの上市に成功した。C型肝炎治療薬ペガシスとコペガスは
全世界で3億9100万スイスフランと好業績を牽引した。
中外製薬の医療用医薬品売上高は14%増(現地通貨ベースで12%増)の7億48
00万スイスフラン。日本での主要製品の成長率(現地通過ベース)は、マブセ
ラ/リツキサン177%、ハーセプチン28%、エポジン7%、タミフル6%、ノ
イトロジン6%、カイトリル4%などとなっている。