三共 オルメテック発売後の年間ディテーリング回数200万回投入
公開日時 2004/05/10 23:00
三共は5月10日、11日からARBオルメテック錠を発売すると発表した。特徴と
して▽他のARBより強い降圧効果▽Ca拮抗薬アムロジピンを上回る降圧目標達
成率▽プラセボと同等の安全性▽優れた臓器保護作用が期待できる──を挙げ
ている。発売後年間ディテーリング回数を200万回投入する方針。三共による
と、02年度ディテーリング回数のトップ製品は同社メバロチンの199万8000回
(IMSデータ)で、これに匹敵する。
オルメテックは三共と興和が共同販売する。三共では、プロモーション力を強
化するため、現在1260人のMRを05年度内に1500人とする予定。また、三共の販
売に関しては三和化学研究所(MR約400人)とコ・プロモーションを行う。三
共の国内売上目標は、初年度100億円、可能な限り早期に500億円を掲げた。5
年以内にARBベスト3入りを目指す。