ツムラ・大日本 Ca拮抗薬TJN-324開発見直し
公開日時 2004/05/10 23:00
ツムラと大日本製薬は5月10日、伊レコルダッチ社から導入し共同開発により
フェーズ3の段階にあるカルシウム拮抗型高血圧治療薬「塩酸レルカニジピン
(TJN-324)」について、今年末に予定していた承認申請を見送ると発表した。
「プラセボに対する有効性と、安全性は確認されたが、競合が激しいCa拮抗薬
市場で、市場性を期待できるだけの有効性が確認できなかった」としている。
今後、伊レコルダッチ社のDDS技術に基づく新製剤(モディファイド・リリー
ス製剤)開発の可能性を検討するとしている。