TAP FDAからPPIプレバシド注射剤の剤形追加承認取得
公開日時 2004/06/02 23:00
武田薬品工業と米アボットの合弁会社である米TAP社は6月1日、FDAからPPI
プレバシド(国内販売名:タケプロン)注射剤の許可を取得したと発表した。
適応は、経口剤の服用が困難な逆流性食道炎患者への短期治療で、経口剤を服
用できる状態になった時点でプレバシド経口剤への切り替えが可能。
日本国内では注射剤としては、武田が上部消化管出血の適応で申請中だが、米
国と同様の適応での開発の予定はないとしている。03年のTAPのプレバシドの
売上は前年比1%増の31億9000万ドルだった。