感染研・週報 咽頭結膜熱第1週から最高値
公開日時 2004/06/13 23:00
国立感染症研究所が6月11日発表した感染症週報第22週(5月24~30日)によ
ると、咽頭結膜熱の患者報告数がこの週も増加、定点当たり0.56(前週0.43)
になった。過去10年間で最も多かった昨年(第22週は0.30)と比較しても、さ
らに高い数値で推移している。本来夏季に流行する疾患だが、00年以降には、
それ以前にはなかった冬季の増加傾向が見られ、昨年から今年にかけてもその
傾向が顕著。今年は、第1週から継続して過去10年間で最高値を示している。
また、A型溶血性レンサ球菌咽頭炎(前週2.04→今週2.19)も引き続き増加。
同様に、過去10年間と比べかなり高くなっている。