厚労省抗がん剤併用療法検討会資料
公開日時 2004/06/27 23:00
【承認状況等の変化で計画見直し】脳腫瘍領域=(1)シスプラチンまたはカ
ルボプラチンおよびエトポシド併用療法(2)シスプラチン、エトポシドおよ
びイホスファミド併用療法(同適応で医薬品も重複するBEP療法が04年5月承
認された)▽泌尿器領域=メトトレキサート、エピルビシンおよびシスプラチ
ン併用療法(04年2月に承認されたM-VAC療法と比較して必ずしもエビデンス
が十分と言えず、尿路上皮がんはM-VAC療法で治療可能)▽皮膚科領域=イン
ターロイキン-2療法(米国で使用されている製剤と国内で承認されている製
剤の分子構造が違い、使用量にも大きな差がある)
【療法の取り扱い変更】脳腫瘍領域の「中枢神経性リンパ種」を予定効能とす
るメトトレキサート療法(予定効能と現在の「悪性リンパ腫の中枢神経系への
浸潤に対する寛解」とする効能の範囲に科学的な差がないことから、適応追加
申請を要しない)