感染研・週報 腸管出血性大腸菌が最高値203例
公開日時 2004/08/01 23:00
国立感染症研究所が7月30日に発表した感染症週報・第29週(7月12~18日)
によると、腸管出血性大腸菌の患者報告が203例あり、1週間の報告数として
は今年で最も多かった。29週までの累積報告数は1347例で、03年の同じ週まで
の累積数(996例)より多いが、01年(1324例)、02年(1407例)と比べると
少なめ。例年、夏季に報告のピークを迎える。
また、過去10年間の全ての週を凌ぎ上昇を続けている咽頭結膜熱の患者報告数
は、この週も最高値を更新し、定点当たり1.21(前週1.08)になった。都道府
県別では、埼玉(2.37)、長野(2.15)、滋賀(2.18)などでの報告が目立つ。