厚労省 「パナルジン」使用上の注意を改定
公開日時 2004/08/10 23:00
厚生労働省は8月10日までに、抗血小板剤「塩酸チクロピジン」(先発品はパ
ナルジン)について、使用上の注意の「重要な基本的注意」に、(1)脳梗塞
患者への投与は他の血小板凝集を抑制する薬剤などとの相互作用に注意する
(2)高血圧が持続する患者への投与は慎重に行う(3)投与中は十分な血圧
コントロールを行う――ことを追記するよう通知で指示した。出血に関する
「重大な副作用」で、「頭蓋内出血(初期症状:頭痛、意識障害、片麻痺など)
」と記載を改めることも求めた。