独BI 上半期7%増収、デュロキセチン大型化を期待
公開日時 2004/08/18 23:00
独ベーリンガーインゲルハイムが8月18日発表した04年1―6月期決算による
と、売上高は前年同期比7%増の37億ユーロとなった。地域別では米14%増、
独0.4%増と米国が牽引。営業利益は25%増。
トップ製品は引き続き、山之内製薬と提携している前立腺肥大症による排尿障
害改善剤フローマックス(日本での製品名:ハルナール)で3.7億ユーロ、ARB
ミカルディスが2.6億ユーロで続いた。6月に米国市場で上市したCOPD治療薬
スピリーバは全世界で1.9億ユーロ。また、日本を除く市場で共同販売を目的
に米イーライリリーと提携している抗うつ剤シンバルタ(成分:デュロキセチ
ン)も大型化すると期待。