感染研・週報 咽頭結膜熱過去10年で最高値推移
公開日時 2004/08/29 23:00
国立感染症研究所が8月27日にまとめた感染症週報・第33週(8月9~15日)
によると、第25週に定点当たり報告数0.83で過去10年間の全ての週と比べ最高
値となり、第29週に1.21でピークを記録した咽頭結膜熱は、この週は0.57まで
減少した。しかし、依然として過去10年間の同じ週と比べると最高値を示して
いる。都道府県別では、福井(2.64)、高知(1.68)、宮崎(1.62)などでの
報告が目立つ。
また、腸管出血性大腸菌は33週に201例の報告があり、累積2096例になった。
1週間の報告としては、第29週、31週、32週に次いで多い。29週以降、第30週
を除き、200例以上が報告されている。