スズケン 心臓突然死の予防・治療戦略確立へ名大に寄附講座
公開日時 2004/09/30 23:00
スズケンは9月30日、名古屋大学環境医学研究所に開設される「生体情報計測・
解析(スズケン)寄附研究部門」に助成すると発表した。同部門設置期間は10
月1日から07年3月31日までの2年6ヵ月間で、7500万円助成する。同部門で
は、多くの不整脈患者データを心電図、身体活動、呼吸、血圧など生体情報と、
家族性や薬剤誘発性不整脈の遺伝子発現プロフィールの両面から解析を行う。
研究課題は、突然死ハイリスク患者の心電図のスクリーニング、ヒト医薬品臨
床試験ガイドラインに対応した心電図波形精密計測方法の開発、重症不整脈患
者の遺伝子解析、薬剤誘発不整脈の関連遺伝子探索。