健保連 介護保険給付費も「西高東低」
公開日時 2004/10/06 23:00
健康保険組合連合会は10月6日、「介護保険給付費の地域間格差の要因につい
ての調査研究事業」報告書をまとめた。高齢人口1人当たりの介護保険給付費
(月額)は全国平均1万8056円だが、都道府県別では最高の沖縄(2万3865円)
から最低の茨城(1万4012円)まで、約1.7倍の格差のあることが分かった。
九州、四国、北陸地方で高く、関東、東北地方で低いなど、医療費同様、「西
高東低」の傾向が見られる。
また、高齢人口に占める要介護認定数の割合(認定率)は、全国平均では15.5%
だが、最高の徳島(19.7%)と最低の茨城(11.6%)まで、給付費同様、約1.
7倍の開きがある。