中外製薬 上位製品に前年同期割れ目立つ
公開日時 2004/10/21 23:00
中外製薬は10月21日、04年1―9月期決算を発表した。主要製品の7―9月期
売上を見ると、03年9月に適応拡大が認められた悪性腫瘍剤リツキサンが前年
同期を24億円上回ったほか、03年12月に発売したC型慢性肝炎治療剤ペガシス、
契約期間満了に伴い03年10月に山之内製薬から販売移管を受けた経口血糖降下
剤オイグルコンなどが貢献。売上上位製品に前年同期を下回ったものが多い。
●〔連結業績〕
売上高 2138億4400万円
営業利益 362億9500万円
経常利益 378億5500万円
純利益 196億1100万円
●〔主品売上04年1―9月(04年1―12月予想)04年7―9月(前年同期)〕
(連結、単位:億円)
エポジン 495(688)175(178)
ノイトロジン 201(264)71(77)
シグマート 128(178)43(44)
リツキサン 118(155)44(20)
アルファロール115(167)39(41)
フルツロン 88(132)28(38)
カイトリル 77(120)27(30)
タミフル 72(103)0(0)
ハーセプチン 66(82)25(22)
リスモダン 54(73)18(19)
スベニール 49(79)17(17)
オキサロール 48(62)17(15)
ペガシス 41(69)18(―)
オイグルコン 39(50)13(―)
ロセフィン 32(48)10(11)
レナジェル 25(42)9(6)
エビスタ 20(37)5(―)
ゼローダ 14(21)5(3)