帝人 骨粗鬆症領域が堅調
公開日時 2004/11/03 23:00
帝人は11月2日、05年3月期中間決算を発表した。骨粗鬆症治療薬のボナロン
が拡大を続けるとともに、ワンアルファも堅調で、2製品合わせて同領域の売
上シェアトップに立っているという。国内申請中に喘息治療薬(吸入ステロイ
ド)、痛風・高尿酸血症治療薬、ボナロン週1回投与製剤がある。痛風・高尿
酸血症治療薬については米TAP、仏イプセン、韓国エスケーファーマに導出し
ている。イプセン社とクロスライセンスを締結し導入した4品目のうち、先端
巨大症治療薬が臨床開発段階に入った。
●〔医薬医療事業(前期比)通期予想(当初)前期実績〕
売上高 475億円(3.2%増)950億円(950億円)931億円
営業利益 89億円(18.4%増)185億円(150億円)173億円
●〔主要品売上高(前年同期実績)前期実績、単位:億円〕
ワンアルファ 60(58)115
ボナロン 54(44)92
ムコソルバン 52(53)117
ベニロン 45(50)95
ラキソベロン 24(23)47
ボンアルファ 10(10)19
スピロペント 7(8)16