シェリング・プラウ日本法人 ゼチア発売でMR100人以上増員へ
公開日時 2004/11/24 23:00
シェリング・プラウ日本法人の鳥居正男社長は11月24日会見し、厚生労働省に
申請中の新しいタイプの高脂血症治療剤(コレステロール吸収阻害剤)ゼチア
の発売を控え、「バイエル薬品と共同販売する予定だが、競合メーカーが多数
あることから、来年は自社MRを最低でも100人は増員したい」との考えを示し
た。04年6月時点のMR数は750人。
03年の同社の売上高は460億円(薬価ベース)で、内訳は肝炎・オンコロジー
(イントロン、レベトール)55%、アレルギー・呼吸器系疾患(クラリチン、
アルデシン、キュバール)36%、抗生物質5%、その他4%となっている。こ
れにゼチアが加わり、「肝炎・オンコロジー、アレルギー・呼吸器系疾患、循
環器を3本柱にしていく」と述べた。
今後4年間で、10月22日に承認取得したペグイントロン/レベトール併用(肝
炎)、ゼチア、テモダール(脳腫瘍、フェーズ2)、ASMANEX(喘息、フェー
ズ3)、NASONEX(鼻炎、フェーズ3準備中)の計5製品の上市を予定。