中医協・診療報酬基本問題小委員会は11月26日、事務局の厚生労働省がまとめ
た「特定療養費制度の在り方に関する論点の整理」について議論した。「整理」
はこれまで２回の同小委で関係者からヒアリングした内容をもとに作成、同制
度拡充に関し、保険適用回数が制限されている医療行為の制限を超えた分や追
加的リハビリ・看護配置などを今後の検討課題に挙げた。

小委は同制度の取り扱いについて、まず公益委員のみで、混合診療との関連づ
けも含め検討。その結果をもとに、次回会合（12月３日）で審議を続行するこ
とを決めた。年内は予備日（12月８日）も含め、12月22日まで３回の小委開催
日程が決まっており、中医協の場での混合診療議論が詰めの段階を迎える。