サノフィ・アベンティス タキソテール連続投与で生存率改善
公開日時 2004/12/16 23:00
仏サノフィ・アベンティスは12月10日、大規模なフェーズ3の結果により、タ
キソテールを他剤に続いて連続的に投与する治療法が、標準的治療法である5
-FU、エピルビシン、シクロフォスファミド併用療法(FEC-100療法)との比較
で、手術可能なリンパ節転移陽性早期乳がん患者の全生存率を有意に改善する
ことが証明されたと発表した。
FEC-100療法を3サイクル実施後にタキソテール3サイクルの投与を受けた患
者で、FEC-100療法を6サイクル受けた場合と比べて再発リスクが有意に低下
したという。また、FEC-100療法後にタキソテール投与を受けた患者の死亡リ
スクも低下したという。