感染研・週報 感染性胃腸炎の増加急カーブ
公開日時 2004/12/27 23:00
国立感染症研究所が12月27日まとめた感染症週報・第50週(12月6~12日)に
よると、感染性胃腸炎の報告数が増加している。増加傾向にあった第43週(10
月18~24日)には定点当たり2.76だったが、第48週(11月23~29日)の5.62か
ら増加の速度が大きくなり、第49週に8.69、この週には12.14になった。都道
府県別では、福岡(23.43)、大分(21.17)、埼玉(19.48)などでの報告が
目立つ。
また、この週新たに、長野でも先天性風しん症候群(CRS)の報告があり、今
年に入って9例目になった。00年以降、毎年ゼロ~1例の報告があるのみだっ
たが急増した。9例のうち、母親が予防接種を受けているのが3例、受けてい
ないのが3例、不明が今回を含めて3例。