感染研 年初のインフルエンザ警報、注意報ゼロ
公開日時 2005/01/18 23:00
国立感染症研究所感染症情報センターが1月18日まとめた「インルエンザ流行
レベルマップ」(05年第1週、1月3~9日)によると、前週までに宮城、岐
阜両県のそれぞれ一部地域で出されていた流行警報、注意報は、いずれも解除
された。全国の定点当たり患者報告数は、前週(0.38)よりさらに低い0.35だ
った。例年、年末年始を含む週は医療機関の休診の影響を受けて患者報告数が
低下するが、過去10年間で、第1週が1.0以下だったのは、01年、02年の2シ
ーズンのみだった。
レベルマップは、全国の保健所単位ごとに、定点当たり患者報告数が「10.0」
の基準値に達するなどで警報、注意報を発令している。04年第1週は、全国の
定点当たり報告数が1.21で、北海道の1保健所が警報を、5道県8保健所が注
意報を発令していた。