厚労省 フィブリノゲン「納入の可能性」1病院公表
公開日時 2005/02/02 23:00
厚生労働省は2月2日、京都市の京都下鴨病院(旧船越病院)に、C型肝炎ウ
イルス感染源となった恐れのある三菱ウェルファーマの血漿分画製剤「フィブ
リノゲン製剤」(旧・ミドリ十字製品)が納入された可能性があると発表した。
同社の記録では納入のデータはなく昨年12月9日に厚労省が公表した、納入の
可能性がある全6611医療機関には含まれていなかったが、同病院から聴取した
意見や、二次卸の所在地などから総合的に判断した。
今回の事態を受け厚労省は、公表対象外の医療機関であっても同製剤を使用し
た可能性があるとの情報が寄せられた場合は報告するよう、都道府県を通じ指
示した。