中医協 実調・速報値は1ヵ月前倒し10月中報告
公開日時 2005/02/16 23:00
中医協・調査実施小委員会は2月16日、今年6月に実施する第15回医療経済実
態調査について、速報値の報告時期を、最大で1ヵ月前倒しすることを決めた。
12回(99年)、13回(01年)は12月初めに報告、前回の第14回は約1週間早い
03年11月26日の中医協で報告したが、今回は10月末までの報告を目指す。前回
会合までに委員からの要望があり、事務局の厚生労働省が調整を図っていた。
また、従来は速報値では、全ての項目で途中段階の数字しか集計されていなか
ったが、年内の報告が診療報酬改定で重要な資料となることから、重要項目は
速報段階で、最終数値を報告する。関連して、有効回答率を向上させる観点か
らも、回答医療機関の負担軽減のために調査項目を簡素化する。項目はおおむ
ね半減する見通しで、次回会合で事務局が調査票の素案を提示する。