協和発酵組織変更・4月1日付(医薬関係)
公開日時 2005/02/22 23:00
〔代表取締役人事〕平田正代表取締役会長が相談役に退く。6月下旬予定(株
主総会開催日)。
〔組織変更の目的〕05年4月をもって医薬とバイオを両輪とした事業持株会社
制に移行し、昨年4月に協和発酵ケミカルとして分社した化学品カンパニーに
続き、現食品カンパニーを分社分割の上、協和発酵フーズを設立する。今回の
組織変更は、主として協和発酵本社組織を今後の協和発酵グループ運営により
適したものとすることを目指して実施するもの。
〔組織変更の概要〕▽医薬カンパニー、バイオケミカルカンパニーについては、
各事業単位での経営判断などカンパニー制の長所を残す一方で、両事業の共通
基盤の相互活用を図ることも踏まえてそれぞれ医薬事業部門、バイオケミカル
事業部門に変更する▽新規事業を視野に入れた基盤研究を一体的に進めるため、
東京研究所と先端バイオ研究所を統合し、社長直轄組織としてバイフロンティ
ア研究所を設置する。なお、東京研究所の抗体部門は、事業関連性を重視し医
薬事業部門を置く▽医薬事業部門では、KW-6002の価値の最大化等の中期的課
題に対処するために、医薬戦略企画室を廃止し、医薬戦略企画本部を設置し、
同本部内に医薬ライセンス部を置くとともに医薬企画部、医薬製品戦略部、医
薬海外事業部を新設する。また、医薬戦略企画本部に製品戦略、海外事業企画、
ライセンスなどの関連機能を集約することに伴い、医薬事業開発本部および医
薬事業開発部を廃止し、医薬事業管理部を新設する。