厚労省・中医協在り方会議 星野氏、宮内氏からヒアリングへ
公開日時 2005/02/22 23:00
厚生労働省の第1回中医協の在り方に関する有識者会議が2月22日夜、都内で
開かれ、尾辻秀久厚労相の司会進行で、有識者による議論がスタートした。問
題の所在を明らかにするために、次回会合で、中医協の星野進保会長と、中医
協の組織、機能の抜本的見直しを主張した規制改革・民間開放推進会議の宮内
義彦議長の2人を呼んでヒアリングすることを決めた。
約1時間行われたこの日の会合は、「常時、厚労相が出席」とする、尾辻氏と
村上規制改革担当相の「中医協の在り方の見直しに係る基本的合意」に従い、
尾辻氏が司会進行を務めた。尾辻氏は、「社会保障全体を見直す際に最大の問
題になるのは医療費であることは間違いない」として、(1)診療報酬会定率
をだれが決めるのか(2)中医協メンバーをどのようにするか――といった観
点で審議を進める方針を示した。