厚労省・検討会 イレッサISEL試験結果10日に聴取
公開日時 2005/03/03 23:00
厚生労働省は3月3日までに、「ゲフィチニブ検討会」(座長・松本和則国際
医療福祉大学教授)の第2回、3回、4回会合を同10日、17日、24日に開くこ
とを決めた。アストラゼネカ(AZ)がまとめていた、抗がん剤「イレッサ」の
プラセボとの比較検討で有意差を出せなかったとされるISEL試験に関する最終
解析結果が完成したことから、開催を決めた。結果は10日の第2回会合で、AZ
側が公表する。
今年1月20日に開いた初会合時点ではまだAZが同試験結果を解析作業中で、同
検討会は「使用を制限するなどの措置を講じる必要性に乏しい」として、結果
の最終報告を待ち具体的な対応策を決めることにしていた。