厚労省 結核病床「基準」算定都道府県ごとに
公開日時 2005/03/10 23:00
厚生労働省は3月10日、医療計画に基づく結核病床の基準病床数について、全
国一律の算定式を廃止し、都道府県ごとに定めることなどを内容とした医療法
施行規則の一部改正省令案を公表した。結核患者の新規発生率低下などで現行
算定法による病床数が実態を反映しない上に、病床数、病床利用率、平均在院
日数の地域格差が大きいことなどがその理由。改正案ではこのほか、療養病床
と一般病床の種別ごとや、精神病床の基準病床数についても算定式も改める。
厚労省は同改正案に対する一般からの意見を募集しており、改正内容や応募方
法など詳細は政府のパブリックコメント専用サイト
(http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public)へ。