厚労省・調査 夫婦とも望まないで出生3.0%
公開日時 2005/03/13 23:00
夫、妻とも「子どもが欲しい」と考えていた夫婦の23.1%が1年の間に実際に
出生する一方、双方とも「欲しくない」夫婦の3.0%も出生したことが、厚生
労働省が3月11日結果発表した「第2回21世紀成年者縦断調査(国民の生活に
関する継続調査)」で分かった。妻は「欲しい」が夫は「欲しくない」場合の
出生は6.9%で、逆のパターン(4.1%)より高かった。
調査は、02年10月末に20~34歳の全国の男女とその配偶者を対象に実施。第1
回の同年10月時点で子どもを持つ意欲を尋ね、回答が得られた夫婦に、03年10
月の第2回調査時点の出生状況を聞いた。調査客体は3万1976で、2万6508客
体を回収、集計可能な2万5167客体のデータをまとめた。