厚労省 ゲフィチニブ検討会の意見書周知徹底
公開日時 2005/03/30 23:00
厚生労働省は3月25日付通知で、アストラゼネカに対し、抗がん剤「イレッサ」
(一般名:ゲフィチニブ)について、(1)情報提供活動で日本肺癌学会のガ
イドラインを配布し関係者に周知(2)使用患者数など患者情報の把握(3)
有効性と関係する変異の解明、EGFR遺伝子変異検査方法の確立と成果の公表
(4)ドセタキセルを対照とした非盲検無作為化群間比較試験の早急な完了
(5)急性肺障害、間質性肺炎発症原因の解明や回避方法の策定と成果の公表
――を指示した。同24日のゲフィチニブ検討会がまとめた意見書に基づく内容。
また、同25日付の都道府県向け通知でも、これら内容の管内医療現場への周知
徹底を指示した。