米アボット モービックが3倍増、TAPは2桁減収
公開日時 2005/04/13 23:00
米アボットが4月12日発表した05年1―3月期決算は、売上高が前年同期比16.
0%増の53億8300万ドル、純利益は1.8%増の8億3800万ドル。COX-2阻害剤に
副作用懸念が広がったことで、モービックには好影響が出て185.8%増の2億9
300万ドルを記録した。ヒューミラ(リウマチ)は89.4%増の2億8200万ドル。
また、バイアキシン(クラリスロマイシン、抗生物質)が10.3%増の3億5300
万ドル、カレトラ(HIV)が25.6%増の2億3800万ドルと伸びた。
武田薬品工業とアボットの折半出資会社であるTAP社の05年1―3月期の売上
高は11.5%減の7億6100万ドルで、PPIプレバシッド(タケプロン)が13.1%
減の5億9000万ドル、前立腺がん治療薬ルプロン(リュープリン)が5.3%減
の1億7100万ドル。