バイオワン 米社から輸血感染症予防技術を導入
公開日時 2005/06/15 23:00
バイオワンは6月15日、米国バクスター社およびシーラス社から血しょう製剤
の病原体不活化技術「血漿用IBS(インターセプトブラッドシステム)」の日
本、中国、台湾、韓国、タイ、ベトナム、シンガポールでの独占的製造・販売
権を取得したと発表した。契約は昨年6月の血小板用IBSに次ぐもの。両IBS導
入により、血小板や血しょうの機能を損なわず、各種肝炎、HIV、西ナイル熱、
SARSなどのウイルス、マラリアなどの原虫、各種細菌などによる輸血感染症の
危険が回避でき、また混入白血球によるGVHDも防ぐことが可能としている。