協和発酵 KW-6002の欧米フェーズ3が順調、米国自販拠点設置視野
公開日時 2005/10/31 23:00
協和発酵は10月31日、06年3月期中間決算を発表した。イトリゾール(抗真菌
剤)が前年同期比49億円減。流通提携品であるため、利益への影響は軽微だが、
研究開発が同22億円増えたため、営業利益は2割減。
大型化期待のKW-6002(抗パーキンソン剤)は欧米でフェーズ3が順調に進ん
でいるといい、06年半ばに米国で申請予定。7月1日付で医薬事業部門医薬戦
略企画本部の医薬海外事業部内にあった製品企画上市グループを独立させ、KW
-6002上市準備室を新設、米国での自社販売拠点設置を視野に入れている。
●〔医薬事業業績(前年同期比)05年度予想(前回7月25日予想)〕
売上高 777億9400万円(3.6%減)1520億円(1550億円)
営業利益 72億7500万円(19.7%減)147億円(135億円)
●〔主要品売上高(前年同期)通期予想(前回)、単位:億円〕
コニール 140(140)284(285)
アレロック 86(66)207(203)
デュロテップ 68(62)137(141)
デパケン 51(51)102(99)
アドリアシン+ファルモルビシン
49(46)93(95)
ナウゼリン 29(31)67(68)
セルテクト 26(31)56(55)
イノバン+プレドパ 24(23)51(52)
ノイアップ 24(24)47(46)
5FU(全剤型) 16(18)31(30)
ナベルビン 10(7)18(15)
イマジニール 4(5)9(9)
イトリゾール(流通提携品)
142(191)235(247)