富山化学 T-3811(ガレノキサシン)を韓国東亜製薬に導出
公開日時 2006/01/24 23:00
富山化学工業は1月24日、ニュータイプのキノロン系合成抗菌剤T-3811(ガレ
ノキサシン、経口剤・注射剤)について韓国の東亜製薬と技術導出に関するラ
イセンス契約を締結、韓国での開発、製造、販売の独占的実施権を付与したと
発表した。契約金は非開示。08年初めの発売を予定。
米シェリング・プラウに対して日本、韓国、中国を除く全世界での独占的開発、
使用、販売権を付与したのに続く。シェリング・プラウによる開発は経口剤・
注射剤ともフェーズ3を終了し申請準備中。
国内では経口剤について申請に必要な臨床試験をすべて終了し06年前半の申請
に向け準備中。注射剤はフェーズ1の段階。