中道サンド日本法人CEO 「単独成長が第一だが、M&A機会も排除せず」
公開日時 2006/01/31 23:00
スイス・ノバルティスのジェネリック事業部門であるサンドの中道淳一日本法
人CEOは1月31日の会見で「グローバル市場でサンドは売上トップのテバに次
ぐ2位であり、日本市場でも同様の地位を目指していく」と意欲を示した。病
院市場で販促活動を強化する方針で、現在35人のMR数を今後増員していく計画
だ。
中道CEOは「個人的予測だが、日本の後発医薬品市場は3~5年後には数量ベ
ースで25~30%に伸びるだろう」と予測し、「基本的に自社単独での成長を目
指すが、M&Aの機会を排除するものではない」と話した。
ノバルティスが独ヘキサル、米イオン・ラブズを買収し、サンドと2社が経営
統合。グローバル本社の統合を受け、日本ヘキサルは今年1月にサンドに社名
変更した。中道氏は日本ヘキサルCEOだった。05年の売上高は約32億円、従業
員は114人。