診療報酬改定 点数区分を82減らし2107に簡素化
公開日時 2006/02/15 23:00
重要項目とされた診療報酬体系の簡素化問題で、厚生労働省は2月15日の中医
協総会で、現行2189の点数区分を改定後2107に減らすことを明らかにした。減
少した82区分の内訳は、医科58、歯科23、調剤1区分。
支払側の対馬忠明・健保連専務理事は「全体的にもう少し簡素化したかった」
と語った。一方、青木重孝日本医師会常任理事は「簡素化と言っても、加算が
廃止になっただけだ」と渋い表情を見せた。医科では紹介料加算や手術加算な
どが廃止された。