大正・日産化学 NM-702の米フェーズ2bで好結果、導出を検討
公開日時 2006/03/14 23:00
大正製薬と日産化学工業は3月14日、共同開発中の閉塞性動脈硬化症治療薬NM
-702の米フェーズ2bで良好な結果が得られたと発表した。同硬化症の主要症状
である間歇性跛行に対するフェーズ2bの結果、主要評価指標の最大歩行時間の
延長でプラセボに比べ統計上の有意差を確認したという。日産化学は「米での
フェーズ3を進める上で導出を考えている」と話している。米の間歇性跛行患
者数は約560万人で、うち治療を受けているのは10%程度という。国内(NT-70
2)ではフェーズ2の段階。