英スミス・アンド・ネフューのクリストファー・オドネルCEOは４月６日に会
見し、日本市場で2010年に昨年の倍増の300億円の売上高を目指すことを明ら
かにした。

05年の日本市場での売上高は146億円で、全世界の中で５％を占める。オドネ
ルCEOは「日本は重要な市場。昨年『オーソペディックス（腰、膝、肩インプ
ラントなど人工関節や骨折治療材料）』『エンドスコピー（軟骨、靭帯の低侵
襲手術用器械）』『アドバンスドウンドマネジメント（難治創傷のための最先
端治療）』の全ての分野で大きな成長を遂げることができた。これらの部門で
今年以降も強気の目標を立てている」と強調した。

同社は世界33ヵ国に関連現地法人を置き、全従業員は約8500人以上。05年の全
世界での売上高は約26億ドルで、2010年には倍増達成を目指している。