JT 英GSKにMEK阻害剤を導出、がんや炎症領域で開発
公開日時 2006/04/18 23:00
JTは4月18日、前臨床段階の新規化合物を英グラクソ・スミスクラインに導出
するライセンス契約を締結したと発表した。細胞増殖抑制作用を示すMEK阻害
剤で、がんや炎症領域で新薬としての開発が期待されるという。GSKは全世界
での独占的開発・商業化権を取得。JTは日本での共同プロモーション権を持つ。
GSKからの契約一時金などの額は非開示。JTでは「ファイザーやアストラゼネ
カがMEK阻害剤を開発中と聞いている」と話している。