NBI・ファイザー スピリーバ、発売2年目で月商6億円にアップ
公開日時 2006/05/10 23:00
日本ベーリンガーインゲルハイムとファイザー日本法人は5月10日、両社がコ・
プロモーションするCOPD治療薬スピリーバが発売2年目で
売上が急拡大したと発表した。昨年月平均売上(薬価ベース)が3.5億円程度
だったのが、今年は6億円前後に伸長しているという。
両社が昨年11月末と今年2月に実施した市場調査では、医師が診察しているCO
PD患者への処方割合は、呼吸器専門医で33%から49%に、病院内科医で20%か
ら42%に、開業内科医では27%から36%に、大幅に上昇した。
同剤を採用した医療機関の軒数も順調に増加し、今年3月までに約2万軒で処
方されたという。発売2年目で2週間の投与期間制限が解除された影響が大き
いようだ。スピリーバは04年12月の発売。