アステラス 骨粗鬆症治療薬の開発販売で契約解消
公開日時 2006/05/30 23:00
アステラス製薬は5月30日、仏セルヴィエから導入した骨粗鬆症治療薬「FK48
1」(一般名:ラネル酸ストロンチウム)の開発を中止、契約を解消したと発
表した。フェーズ2で有効性と安全性が確認されたが、開発パイプラインの優
先順位や採算性を考慮した結果、日本での開発には参画しないことにした。同
剤は海外で「Protelos」の製品名で販売されており、アステラスは01年にセ社
から国内での独占的開発・製造・販売権を取得していた。