厚生労働省 新高齢者医療制度、保険料の軽減措置を実施へ
公開日時 2006/07/11 23:00
厚生労働省は7月11日までに、08年度からスタートする75歳以上を対象とした
「高齢者医療制度」で、1人当たりの老人医療費が少ない市町村には、都道府
県ごとに定める保険料を軽減する特例措置を設ける方針を示した。離島やへき
地など無医地区の保険料も最大で50%減額できる恒久的な特例を設置する。ま
た、低所得者についても減免する考え。新制度への移行に伴い、現行の国民健
康保険などの保険料からの大きな変更を緩和するのが狙いだ。10日に開催した
都道府県担当者会議で明らかにした。