大鵬薬品 明治乳業からスギ花粉症治療薬を導入、単独開発へ
公開日時 2006/07/13 23:00
明治乳業と大鵬薬品工業は7月13日、明治が創製したスギ花粉症治療薬の日本
およびそれ以外の地域での実施権に関し、大鵬に独占的に許諾することで合意
し、ライセンス契約を締結すると発表した。これまで明治が国内で開発を進め、
フェーズ2段階にあった。今後大鵬が単独で開発、製造、販売する。海外展開
は、国内の結果を見て判断するとしている。
同治療薬は、免疫細胞(T細胞)に作用して、不活性化し、スギ花粉によるア
レルギー反応を抑制する。明治が遺伝子組換え技術を応用して創製したもので、
根治薬になり得る化合物と位置づけている。