シェリング・プラウ 医療用薬13%増収、ペグイントロンは25%増
公開日時 2006/07/25 23:00
米シェリング・プラウが7月24日発表した06年4―6月期決算によると、売上
高は前年同期比11%増の28億1800万ドル、純利益は2億3700万ドル(前年同期
は7000万ドルの赤字)。医療用医薬品の売上は13%増の22億3000万ドル。
メルクとのパートナーシップによる高脂血症治療薬(ゼチア、バイトリン)が
好調だったのに加え、レミケード(関節リウマチ)、ナゾネックス(鼻炎)、
ペグイントロン(C型肝炎)の伸びが目立つ。ペグイントロンは主に日本市場
での伸びが牽引。ただ、日本での下半期の売上は、新規投与患者の伸びが落ち
着き、上半期より減少すると予想している。
【主要製品、全世界、百万ドル(前年同期比%)】
レミケード(日米以外)307(31)
ナゾネックス 242(21)
ペグイントロン 226(25)
クラリネックス 226(10)
テモダール 171(18)
クラリチン 104(4)
レベトール 86(-5)
インテグリリン 82(0)
イントロンA 64(-15)
アベロックス 58(26)
CAELYX 53(15)
SUBUTEX 53(0)
ELOCON 38(0)
シプロ 34(-6)