大塚製薬 中外製薬とプレタールを共同販促
公開日時 2006/12/12 23:00
大塚製薬は12月12日、抗血小板剤プレタールについて、07年3月から中外製薬と
透析領域でコ・プロモーションを実施すると発表した。血液透析患者のうち、プ
レタールの適応となる慢性動脈閉塞症に基づく虚血性諸症状を合併している割合
は20~40%にのぼるという。
プレタールの06年3月期の売上は320億円で、このうち透析領域での売上は推定1
0億円。中外製薬はエポジン(腎性貧血)を持つなど透析領域に強く、大塚では
「血液透析患者の増加や訪問施設の拡大により、売上増が期待できる」と話して
いる。