ファイザー日本法人 医薬品事業人員の600~800人削減へ
公開日時 2007/01/23 23:00
ファイザー日本法人は1月23日、国内医薬品事業の約4000人の人員のうち15~
20%を削減すると発表した。職種別など詳細は決まっていないという。米ファ
イザー本社による1月22日(現地時間)の発表を受けたもの。この中で、米本
社は08年末までに全世界の従業員の1割にあたる1万人を削減する計画を示し、
日本法人に関しては名古屋の中央研究所が閉鎖対象に挙がった。
削減される1万人には、昨年11月に発表された米国の営業組織の2割(2200人)
に続き、今回欧州の営業組織の2割強が含まれることが明らかになった。さら
に日本では、医薬品事業の600~800人が削減されることがわかった。
生産体制では、ブルックリンとオマハの工場を閉鎖するほか、Feucht(独)の
工場を売却する方針。研究開発体制では、名古屋の中央研究所をはじめ米国の
アン・アーバー、エスペリオン、カラマズー、フランスのアンボワーズ―の5
研究所が閉鎖予定。