抗体医薬アクテムラ 重篤な感染症の副作用6例、うち1例が死亡
公開日時 2007/01/25 23:00
中外製薬の抗体医薬アクテムラ(キャッスルマン病)の投与患者で、05年6月
(販売開始)から06年10月までに重篤な感染症の副作用報告(因果関係が否定
できない)が6例あり、うち1例が死亡したことがわかった。年間使用者数は
137人。厚生労働省による昨年12月1日の指示を受け、すでに添付文書が改訂
されている。
同省が1月25日に公表した医薬品・医療機器等安全性情報NO232で、改訂の根
拠となった症例の概要が示された。それによると、死亡したのは50代の女性で、
投与109日後。