大正など4社 ピロリ除菌療法でクラリスロマイシンの用法・用量を変更
公開日時 2007/02/06 23:00
アストラゼネカと三菱ウェルファーマ、大正製薬、アボットジャパンの4社は
2月2日、胃潰瘍または十二指腸潰瘍におけるヘリコバクター・ピロリ除菌療
法(OAC3剤併用療法)の用法・用量の一部を変更したと発表した。これまで
1回400mgとされていたクラリスロマイシンの投与量を200mgとし、必要に応じ
て400mgまで適宜増量できるとした。
OAC3剤併用療法は、オメプラゾール、アモキシシリン、クラリスロマイシン
の3剤を1日2回、7日間投与するというもの。第4相市販後試験で、従来の
1回400mgと200mgの両投与群を比較したところ、ともに高い除菌率が確認でき
たため。