厚労省・治験のあり方検討会 9ヵ月ぶり再開、7月に意見とりまとめ
公開日時 2007/02/28 23:00
厚生労働省の「治験のあり方に関する検討会」は2月28日、9ヵ月ぶりに再開
した。同省の「有効で安全な医薬品を迅速に提供するための検討会」が、GCP
省令とその運用の改善に向け、治験のあり方検討会に詳細な議論を求めていた
もので、7月末までに集中的に検討、意見をまとめる。
厚労省のGCP省令は、日米欧3極で合意したICH-GCPを取り入れているが、治験
の契約、治験審査委員会(IRB)など一部規定に相違点があるほか、取り扱い
文書量が膨大になるなど運用面での問題点が指摘されていた。