日本リリー 06年は7%増収、エビスタやジプレキサが牽引
公開日時 2007/03/19 23:00
日本イーライリリーが3月19日に発表した06年の売上高(決算ベース)は、対
前年度比7%増の821億円だった。中外製薬と共同販売する骨粗しょう症治療
薬エビスタがシェアを伸ばし、発売2年目で国内トップブランドに成長したこ
とや、統合失調症治療薬ジプレキサの売上増などが貢献した。
主要製品の売上(薬価ベース)は、ジプレキサが11%増の340億円、インスリ
ン製品が5%増の141億円、抗悪性腫瘍剤ジェムザールが18%増の129億円、成
長ホルモン製剤ヒューマトロープが4%減の112億円、パーキンソン病治療薬
ペルマックスが15%減の84億円、エビスタが約50%増の180億円超(中外とリ
リーの合算)だった。