アステラス 米国でのプログラフの適応追加、FDAと見解に相違
公開日時 2007/03/21 23:00
アステラス製薬は3月20日、免疫抑制剤プログラフについて、FDAから「腎臓
移植における拒絶反応の抑制でのミコフェノール酸モフェチル(MMF)との併
用療法」の追加適応申請に対する審査状況通知を受領したと発表した。結果は
承認可能だったが、「FDAはプログラフと開始用量1日2グラムのMMFとの併用
で、過度な免疫抑制による感染に伴う死亡率が高くなる可能性を懸念している」
といい、アステラスでは「見解の相違の解決を図るとともに、承認取得に向け
協議していく」としている。